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1.4.4 分割コンパイルの方法

先の使い方では「複数のファイルに対して同時に」コンパイル/リンクを行なっていた. しかしながら, 実際にある程度大きなプログラムを作成し, デバッグ/修正を繰り返すようになると, 「複数のファイルのうち1つだけ」 を直してコンパイルし, それ以外のファイルのコンパイル結果 (オブジェクト コード) とリンクしたくなるような場面に遭遇することが少なくない. klicコマンドではそのような使い方をすることも可能である. 以下のようにすれば, 別々にコンパイルし, 作成されたオブジェクトコードを リンクすることができる.

ここで, -cというオプションは, 実行形式は作成せず, オブジェクトコードまでしか作成しないことを指定している. 通常, klicコマンドはなにも指定しなければ, 実行形式まで作成する (リンカまで起動する) ようになっているが, ここでリンクを行なっても, 所詮, プログラムの全てが与えられていないので, 実行形式を 作成することができない. そこで, オブジェクトコード (.o) の作成で 止める必要がある. このオプションはそのために用いる. つまり, -cと指定した時には, オブジェクトのコードを作成したところで 処理を止め, リンクを抑制する.

しかしながら, 実際には, klicコマンドは ファイルの作成された日付を見て, コンパイルを行なう必要があるかどうか gifを自動的に判断する機能 (UNIXの make コマンドと同じ機能) を備えているので, 以下の コマンドにより, 自動的に最小限の処理が行なわれる.

ここで, klicコマンドが行なっていることを調べてみよう. -vというオプションを使うと, 途中行なっている処理の様子を 見ることができる.



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