並列に実行できるゴールが複数あり, プロセサの数がそれよりも少ない時は, どのゴールから順に実行するかが効率を大きく左右する場合が少なくない. そこで, どのゴールを先に実行した方が効率上有利かの示唆を与えるためのプ ラグマが, ゴール優先度指定プラグマである. 指定はボディ・ゴールに

のようなプラグマを付加して行なう. この Priority が具体的な優 先度の値を指定する部分だが, ここでは詳細は述べない.
優先度の絶対的な値はどうでも良いが, とにかく現在実行中のゴールの優先度 よりも低い優先度で実行したい, という場合は多い. そのような場合は:

のように指定すればよい.
優先度指定プラグマは必ずしも守られるとは限らない. 必ず守ろうとすると 効率的な実装が難しくなり, 返って効率低下の原因となるからである. また, 優先度の指定はひとつのノード内でだけ有効で, 他のノードにもっと優先度の 高いゴールがあっても, それを移動して来て先に実行したりはしない. ノー ド間に渡るような優先度管理を常に行なおうとすると, 優先度管理がシステム 全体のボトルネックになってしまうからである.