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データ構造

KLICで用いられるデータ構造の実装について述べる。

KLICで用いられるデータ構造は以下の2つに大別される。

またこれらの中間として、KL1レベルでの構造を実装するための 枠組として「ジェネリック・オブジェクト」という機構がKLICでは導入されている ([*]ページ、第2.3章参照)。 この機構を用いると、ユーザはカーネルに手を入れずに 新しいデータ型を導入することができる(但し、KL1のパーザに手を入れることは できず、KLIC附属の標準のパーザではこのジェネリック・オブジェクトで新規に 定義したデータ構造を文字列表現からメモリ表現に変換することはできない)。 実際、KL1レベルで現れるデータ構造のうち、ベクタ、文字列などは このジェネリック・オブジェクトの機構を用いて実装されている。

本章ではこれらのデータ構造について説明を行う。 KL1のデータ構造の殆どは、include/klic/struct.h 内で定義されている。



 

Sekita Daigo
1998-05-18