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メッセージ通信版

 

メッセージ通信版には、以下の3種類が存在する。

PVM版:
ノードプロセスの生成、通信全てに関してPVMを利用した版。

 

PVM-TCP版:
ノードプロセスの生成に関してはPVMを、通信に関しては TCP socketを用いた版。

 

共有メモリ版:
メッセージの通信路として共有メモリを用い、 PVMを全く利用しない版(当然、分散メモリ計算機上では動作しない)。

 

上記は基本的には、ごく低レベル(バイト列)のメッセージの送受信が 異るのみで、より上位のレベルでは同じ操作を行っている。 実装も、上位レベルの通信と、下位レベルの通信とは明確に切り わけられており、上位レベルの通信に関する処理は 通信方式に関わらず同じである(図10.1参照)。

他の版と共用されるソースコードについては、 先に記述したように、メッセージ通信版では、マクロDISTをdefineする。 「共有メモリによるメッセージ通信版」ではさらに、マクロSHM_DIST を defineする。


  
Figure 10.1: メッセージ通信版KLICの構成
\begin{figure}\begin{center}
\epsfile{file=dist.eps,width=.4\textwidth}
\end{center}\end{figure}

この文書では、すべての通信方式に共通な部分についての説明を主に行う。



 

Sekita Daigo
1998-05-18